あなたの写真は現像でもっと良くなる。part2

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インターネットで多くのフォトを見ていた私は
「もっともっとフォトグラファー同士で現像の技術を共有したらクールなフォトが増えてみんな幸せなんじゃないか」と思い立ち
先鋒を切って自分の技術を共有しようと決めたのだった。

あらすじ終わり。

part2と書いてあるが、1話読み切り漫画なのでpart1を読む必要はない。
一応、part1はコチラ




モーターショーでの撮影は、光量が十分でなかったりアングルに自由度がなかったり、とかく難しい撮影を求められる。

しかし、一番の問題は「他の来場者の映り込み」だろう。

もちろん自分自身も一人の来場者であり、
無数に張り巡らされた射線(カメラマンの画角内)を全て避けているわけもなく
みんながみんな、射線の横切りあいをしているような状況なので、人に対してとやかく言えることではない。

しかし、現実問題として、ある写真を撮ろうとしたときにどうにもこうにもその前を人が横切ってしまい写真が撮れないのは困りものだ。

スポット修復ツールやスタンプツールを使った修復は簡単ではあるが
反復性のない背景であったり、被写体の前面に写りこんだ時にはこの方法は使えない。
スポット修復ツールやスタンプツールって何?という人は「フォトショップ 邪魔なもの 消す」とかで各自ググろう。

ここでは機械的に予測不可能な背景、もしくは被写体の前面に人間が写りこんだ時の消し方を書く。

▽長いレンズで撮るとこういう事ありますね。
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▽人が増えました。
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▽おじさん!もーちょい右(あなたから見て左!)歩いて!
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と、このように入れ替わり立ち代わり射線に人が立ち入ってきます。
ここでは3枚あったが、実は1枚目は露出が違う。
この後の工程を読んだら今一度上の写真を見ていただきたいのだが、ここでは「邪魔な人が重なっていない」「設定が同じ」「移動せずに撮った」写真を選ぶことが非常に重要だ。
というわけで上の3枚の写真のうち2枚目と3枚目を編集する。

2枚の写真を選択し、フォトショップで編集を選択する。
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と、フォトショップで別々のファイルとして2枚が開くので、どっちでもいいので片方をコピーしてもう片方の新規レイヤーにペーストする。
2枚の画像が別々のレイヤに重なっている状態になっている。
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▽そして、フォトショップ大明神の神通力によってそれぞれの微妙にズレている画像を整列していただく。
実際に操作するとこのあと「どうやって整列するか」のダイアログが出てくるので、デフォルトのチェックのまま続行する。
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▽したのように、止まっているものは完全に重なった画像になる。下の画像は「2枚が重なっている」ことを分かりやすくするためにレイヤーの合成モードを変えているので、実際にこのようにならなくてもご安心あれ。
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▽重なっているそれぞれの画像を選択し、邪魔な要素を消していく。「どちらの画像を選択して消しているか」を意識しないと思わぬところを消してアワワとなる。
また、フォトショップの消しゴムを使ってもいいのだが、消しゴムはパラメータによっては一見消えてるように見えてゴミが残ることが非常に多いので、範囲選択の後にデリートキーでその領域を完全に消去するのがお勧め。
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▽それぞれのレイヤから邪魔なものを消すと、下のようになる。実際には一番下のレイヤは邪魔なものを消したりはしなくていい。
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▽これを保存すると。
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▽ライトルーム上にしたのように編集済みの画像が表示されるので、これを現像していく。
何枚かの画像を整列しているので、とうぜん画像の隅は綺麗な四角になっていないので、画像の切り抜きは絶対にする必要がある。
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▽このようになる。
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こういう事をすると「こんなのは写真とは言えない」とか石を投げてくる人がいますが、
自分で撮った写真は自分のものであり、我々はアマチュアであり、ルールに基づいてやっているわけではないので、自分の満足行くように写真を作りこみましょう。

ナショナルジオグラフィックはレタッチ禁止でRAWファイル提出があるそうなので、
「ナショナルジオグラフィックのdaily dozenに選ばれたい」という方は上のような手順で邪魔なものを消してはいけません。

おわり。

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by rossodino | 2017-11-14 23:28 | 車の写真 | Comments(0)