モーターショーにおけるライティングを東京モーターショーの写真から考える part2

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第二回です。

第一回ブログは以下



タイトルを「ライティング」と限定してしまったが、展示の手法について全体的に書きます。
また、展示は日によって変わっている可能性があるので、ここに書かれている事はすべて筆者がたまたま目撃した時の状況だと理解下さい。

・マツダ

第一回ブログで言及した通りマツダはNDロードスターの発表会を大々的に行うときに
大きな丸い面光源を車の真上(実際には客から見て気持ち奥に中心がオフセットされているかもしれない)に吊るし
非常に美しい面で構成されたNDのボディ形状を鮮烈な印象と共にデビューさせた。

この時のものと全く同じものなのか不明だが、2015年東京モーターショーでも同じライティングでRX-VISIONを照らした。
このライティングは、NDロードスター、RX-VISIONのように美しい面構成の車には非常に有効で
ハイライトが車の抑揚を非常によく表現し、またそれが写真にも現れる。
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今回のモーターショーでは、2台のコンセプトカーのうちビジョンクーペを大型の面光源で照らし
グレーメタリックの車体の抑揚を浮かび上がらせた。

もう一台のコンセプトカーである魁はスポットライトだけで暗い舞台で浮かび上がらせるような手法で
肉眼だと印象的だが、光が硬く、写真的には厳しかった。
TokyoMotorShow2017 - MAZDA - 魁 concept

マツダは全体的に「匠塗装」と自称するボディカラーの質に自信があり、それを強調するような展示の仕方に見える。
ただしこれは硬い照明になりがちで、写真には厳しい。
フロアに落ちたいくつかのハッキリとした影が照明の硬さを物語る。
TokyoMotorShow2017 - MAZDA - ROADSTER


・メルセデスベンツ

最初に、
一見すると「メルセデスベンツ」だけの広大なブースだが、実際にはその中でメルセデスベンツ、AMG、スマートそれぞれに分かれているようだが
ここでは特に区別しない。もしかすると日程によってはここにマイバッハが加わっているのかもしれない。

今回のメルセデスのメインはもちろんProject ONEと称されたコンセプトカーだろう。
事前に写真で見た印象よりも実車はカッコイイように見えた。

この日はアンベールでもあったのでカンファレンスで自走で登場したようで
専用のスペースではないので特に凝ったライティングがなされていないのは当然であるが、やはりかなり暗かった。
TokyoMotorShow2017 - MercedesBenz - Project ONE (1)

ただし他の展示車には全体的に十分な光量があり、写真撮影には優しいブース。
TokyoMotorShow2017 - MercedesBenz - G 350 d designo manufaktur Edition

AMGの車種はホワイトで統一して持ってきているようで、暗い中で浮かび上がるような雰囲気があり、これが写真でもよく出ていた。


・ルノー

写真映えという軸で言うと、もしかして今回の東京モーターショーで最も優れていたのがルノーだったかもしれない。
黒基調のブースに明るい蛍光色の車を配置し、とてもイージーに見栄えのいい写真になる。
TokyoMotorShow2017 - RENAULT - MEGANE R.S (1)


TokyoMotorShow2017 - RENAULT - twingo GT


続く。

第三回


第一回

2017年東京モーターショーで撮影した写真が79枚アップされているflickrアルバムは以下

2015年東京モーターショーは以下




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by rossodino | 2017-10-29 23:48 | 車の写真 | Comments(0)